白数デンタルオフィス
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2020.06.12

OMT-お口の筋肉を正しく使えるようになろう

こんにちは。

白数デンタルオフィス・白数真理です。
6月に入り、来院される患者様が少しずつ増えてきました。
白数デンタルオフィスでは、ひきつづき感染対策を徹底して患者様のご来院をお待ちしております。

さて、当院で主に小児向けに行っているOMT(オーエムティー)ですが、どんなことをするのか想像しにくいと思いますので簡単にご紹介します。

当院のOMTは、お口の周りの筋肉の正しい使い方をマスターするためのトレーニングで、主に矯正治療の一環として行っています。
8回のトレーニングレッスンを1~2週間隔で行うプログラムを組んでいて、毎回、様々なトレーニングの中から6~8種類ほどを組み合わせてレッスンします。
最初は簡単なものから始まりますが、回を重ねていくと難しくなっていきます。

マウスピースによる矯正治療を行う場合、この8回のプログラムが終了した時点で初めてマウスピースをお渡しできます。先にトレーニングを行うことで、マウスピースを長時間おくちに入れていられる準備ができ、マウスピースがより効果的に歯列に働きかけます。

オーバーレイなどの矯正装置を使う場合、トレーニング内容が限定されることがあるので、できる範囲のトレーニングを行っています。

トレーニングの一部を写真つきで紹介しますね!

「呼吸ステップ」

~鼻をつまんで口を閉じたまま、できるだけ長く歩きます・・・

  

鼻呼吸しやすくするためのトレーニングです。(お口をぽかんとあけて口で呼吸している場合、お口ぽかんを治すためには口を閉じることより、まず鼻呼吸を覚えなくてはいけません。)

「長いN(エヌ)スポット」

~口を大きく開けて、30秒間Nスポットに舌の先を押し当てます・・・

舌の正しい位置は、舌先が上の前歯のすぐ後ろ(Nスポットといいます)にあり、舌全体が上がって天井についている状態です。

舌が下に落ちていている場合に、まずNスポットの位置を舌先に覚えさせるためのトレーニングです。

「長いNスポット」はやってみるととても簡単で地味なのですが、とても大事なトレーニングです。Nスポットの位置を覚えなければ、難しいトレーニングに進んでいけません。

8回のプログラム中に、だいたい40~50種類のトレーニングを行います。

お子様の場合、毎回同じトレーニング内容では飽きてきます。当院のOMTプログラムは毎回新しいトレーニングがあり、ちょっとずつレベルが上がっていくので、お子様たちも積極的に取り組んでくれています。

どうしたらみんなが楽しくトレーニングを頑張れるかを日々考えながら、レッスンの準備をしています。一緒にがんばりましょう!


白数デンタルオフィス
白数 真理



2020.05.23

鼻呼吸のすすめ

 

当院では、小児期の矯正治療の一環としてOMT(オーエムティー)を行っております。

OMTとは、Orofacial Myofunctional Therapyの略。日本語で簡単に言い換えると、

「(口を含む)お顔の筋肉の治療法」です。

当院では、知らず知らずのうちに身についてしまった「筋肉の悪い癖」をとりのぞき、あごの骨や口の周りの組織の健全な発育・発達を促すとともに、矯正治療によって得られる正しいかみ合わせを安定させるためにOMTを導入しています。

小児期だけに限定せず、成人の矯正治療の患者様にも、筋肉の力に偏りがあったり悪い癖がある場合、正しいかみ合わせに治療した後の安定性を得るためにOMTを行っています。

当院で行うOMTについては、今後の記事で詳しくお伝えしていきます。

今日は、そのなかでも大事な「鼻呼吸」についてです。

呼吸が口の筋肉とどう関係があるの?と思われるかもしれませんが、とても大事なことです。

「お口ぽかん」という言葉を最近耳にすると思います。

口は、話したり、物を食べるなどの活動をしている以外の時間は「唇は閉じていて、上下の歯が軽く触れあうくらいにかんでいるか、かんでいない」状態が正常です。この状態が保てない場合、健常なかみ合わせや口の周りの筋肉に影響します。

「お口ぽかん」な人は、唇(くちびる)が開いています。そして、口で呼吸していることが多いです。(なかには、鼻で呼吸している人もいます)

常に口で呼吸している人は、お口を閉じましょうと言ってもなかなかできません。

口で呼吸している人が鼻で呼吸すると苦しくなります。

そのため、頑張って鼻呼吸をするのをやめて、口で楽に呼吸しようと閉じていた唇を開いたりあくびやため息が出ます。お子様の場合、苦しいことを隠そうとして早口でおしゃべりを始めることもあります。

さて、長くなりましたが、正しいかみ合わせの安定、お口の周りの骨や筋肉の健全な発育のためにお口を閉じているのが理想的なのですが、鼻呼吸が苦しく口を閉じていられない!となった場合、どうすればいいでしょうか。

その答えが、OMTです。

当院で行うOMTでは、とても大切な「鼻呼吸」についても丁寧に指導します。鼻呼吸を行うためには、腹式呼吸が大切です。なので、腹式呼吸がどういうものなのかもお伝えし、できるようになるまで指導します。

当院は歯科なので、かみ合わせの治療の一環としてOMTをしていますが、この鼻呼吸は体全体の健康にもつながります。

口呼吸では、乾いた空気がそのまま口の中に入ってくるので、口腔内の粘膜が乾燥し、菌が繁殖しやすくなります。口の中には、むし歯菌も歯周病菌もいます。この菌が繁殖しやすくなるのは望ましくありません。

鼻呼吸では、鼻の中で湿った空気に変わり、ウイルスやほこりといった外部からの敵を鼻の粘膜が捕まえてくれるので、体内に入ってくる空気は体に優しいものに変わります。

これから暑くなってくるとマスクで息苦しくなるので、ついつい口で呼吸しがちになりますが、唇を閉じて鼻で呼吸することを意識してくださいね。


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白数 真理



2017.05.19

横向きで埋まっていた歯が正しい位置に①

矯正治療が患者さんにとって一番有益なのは、ご自身の歯を最大限生かすことができること。

特に、骨の中に埋まっている歯(埋伏歯:まいふくし)などは、矯正治療で正しい位置に動かすことで、もともとそこに生えていたかのように機能させることができます。

患者さんは30代の女性。

右下に残っていた乳歯が抜けてしまったので、歯が無くなったところをどのようにしたらよいのかを相談に来られました。

歯が抜けたところをそのままにしておくと、前後の歯が傾いてきたりして、かみ合わせが崩れるので、基本的にはお勧めできません。

歯が無くなったところを補う選択肢としては

①1本だけの入れ歯にする(埋伏歯はそのまま)

②前後の歯を削ってブリッジにする(埋伏歯はそのまま)

③埋伏歯を抜歯して、インプラントにする。

④埋伏歯を矯正治療で移動させる。

などが考えられます。

 

全ての選択肢のメリット、デメリットを患者さんにご説明しました。

患者さんは治療期間や費用でとても悩まれていました。

しかし、まだ30代という年齢や将来のことかみ合わせの安定を考えて

④埋伏歯を矯正治療で移動させることを選択されました。

 

治療期間は1年6か月

埋まっていた右下5番目の歯がきれいに生えそろいました。

矯正治療はお口の中に装置が付き、費用も治療期間もかかりますが、ご自身の歯を最大限守ることができる予防治療だと考えています。


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白数 正義



2017.04.14

かみ合わせを治すための矯正治療

矯正治療といえば、受け口、出っ歯、ガタガタなどの歯並びを治す治療と一般的には考えられているようです。

しかし、一見するとそれほどガタガタ、出っ歯、受け口でもないのにうまく噛めない方がいらっしゃいます。

 

本日、矯正終了後の顎の検査(CADIAX:キャディアックス)をした患者さんは、そのような患者さんでした。

当院に通院していた患者さんの紹介で兵庫県から来院されました。

顎のずれなどが気になり、ずっと悩んでいたようです。

来院されたときには数年前に作製した、かみ合わせの治療のための取り外すことができる金属の装置をつけていました。

装置のコンセプト自体は、かなりきちんと考えられていて、大きな問題がないと感じました。

また、この装置によって患者さんの顎の違和感も改善されていたようです。

しかし、患者さん自身は、取り外しの煩わしさや、清掃性などで困っていたようです。

そして、40代という年齢で、今後一生この装置を使い続けることへの不安も抱えていました。

 

患者さんとじっくり相談させていただき、矯正治療であればご自身の歯を動かして、自分の歯できちんと咬めるようになることを説明しました。

 

今回の治療は単純にガタガタ、受け口、出っ歯を治すのではありません。

矯正治療で正しいあごの位置に誘導し、その位置できちんと咬めるように治療計画を立てなければなりません。

当院でかみ合わせの治療を行う場合、すべての患者さんにCADIAX(キャディアックス)検査をおこなっています。

↑ CADIAX(キャディアックス:オーストリア、ウィーン製)

顎の運動は非常に複雑かつ繊細です。

CADIAXで検査することにより、顎の動きを詳細に分析することができ、見えない動きまで把握することができます。

 

今回もGEAW(ギア)システムで治療を行いました。

治療期間は10カ月。

術前と術後では歯の並び自体は多く変わっていませんが、ご自身の歯できちんと咬めるようになりました。

患者さんは装置の取り外しから解放され、顎の違和感もなくなりました。

矯正治療は単に見た目の歯並びを治すだけではないのです。

大切なご自身の歯を削ることなく、良かみ合わせへと変えることができる素晴らしい治療だと考えています。


白数デンタルオフィス
白数 正義



2016.02.20

舌側矯正2(上あご装置)

こんにちは。

梅の花がほころび始め、花屋さんの軒先には桜もちらほら…。春もすぐそこですね。

さて、昨年の6月に下あごの矯正装置をつけたのですが、その後治療が進められず、とうとう年が明けてしまいました。紺屋の白袴。自分たちの治療は後回しになるのが、歯医者の常…

11月ごろに下あごのワイヤーを調整したら、かみ合わせがしっくりこず。肩から首にかけて寝違えたように痛い日々が続き、気分まで落ち込んでしまいました。あまりにも辛くてワイヤーをいったん外してもらったら、1日ですーっと痛みが消えて楽になりました。かみ合わせのバランスってホントに大事。

そしてそして、ようやく待ちに待った上あごの装置がつきました。

しゃべりずらさは下あごの装置ほど感じません。でも、実感とは裏腹に周囲の方には私の言葉は聞き取りにくいようで、何度か聞き直されることがあります。どうやら、舌足らずな話し方になっているみたいです。

前歯のかみ合わせが深いので、下の前歯が上の歯につけた装置にガツガツ当たりますが、それも2日ほどで慣れました。ただ、装置を避けようと下あごが後ろへ下がろうとします(前へ出て欲しいのに!!)そこで、上下の歯につけたボタンにゴムをひっかけることで後ろへ行こうとするのを防いでます。このボタンが粘膜に口内炎を作り、1週間ほど痛かったです。

先日、主人とラーメンを食べたのですが・・・博多風の細く硬めの麺は前歯で噛めず、食べるのに苦労しました。前歯でものが噛みきれることの大切さにも気づかされました。

でも、なによりもお伝えしたいのは、やはり目立ちにくいこと。舌側矯正(うらがわ矯正)の最大のメリットを実感します。

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白数 真理