歯科治療のゴールは、正しい咬み合わせの確立にあります。
当院では、生体の自然のルールから生まれた考え方である順次誘導咬合の理論に基づいて、患者様自身に最も適した顎の位置、咬み合わせの構築を行います。
顎関節症は、一般的に顎の痛みや音などの症状を伴う、顎の動きの不調和によって引き起こされます。
多くの場合、不良なかみ合わせによることが多いのです。
歯は、体の中で最も硬い組織です。
寝ている間に歯をくいしばること(歯ぎしり)によって、脳に貯まったストレスを発散していると言われています。
しかし、歯並びが悪いと、ストレスの発散ができなかったり、顎関節症や歯の破折また歯槽膿漏などの症状を招きやすくなります。
一般的に歯科治療は、かぶせ治療が終わることがゴールと考えられています。
しかし、ストレスを発散する際に歯は、食物を食べる時にかかる力よりも強い力がかかります。そのためには顎の動きに調和したかぶせ治療が不可欠です。
基本的には矯正治療やインプラント治療後にかぶせ(補綴)治療を行います。