「前歯のガタガタを治したい。前歯で食べ物を噛み切りにくい」との相談で来院された10代男性。

歯が正常な位置からずれたり捻じれたりして生えている「叢生（そうせい）」が上下の前歯を中心に認められました。

また、骨格的に下顎が小さくなっており、上下の前歯が適切に噛み合わず隙間が生じる「開咬（かいこう）」も確認されました。

患者様は「できるだけ歯を抜かずに治療したい」とご希望でした。

しなやかなゴムメタルワイヤーを使用した矯正治療「GEAW（ギア）システム」で、全体の歯並びと噛み合わせを改善する方法をご提案しました。

GEAWシステムは歯の移動を効率よく行うことができ、抜歯せずに治療が可能であることをご説明したところ、同意いただきました。

治療の際は上の歯と下の歯の間にゴムをかける「顎間ゴム」も併用し、叢生と開咬を解消していきました。

治療期間１年７か月

ガタガタが解消され前歯できちんと噛めるようになりました。

現在、メインテナンスで通院中です。

無事、歯を抜くことなく治療できました。

ガタガタの治療に関しての詳しい説明はこちら　

八重歯、ガタガタ（でこぼこ）を抜かずに矯正したい。