前歯で噛めないとのことで矯正治療中の20代の女性。

10代のころに矯正治療をしたそうですが、治療後、徐々に前歯が開いて開咬になったとのこと。

前歯が空いているので、発音するときに息が漏れてしまうのも悩みでした。

インビザラインで治療を開始しました。

治療開始後6ヶ月

前歯で噛めるようになりました。

とてもまじめにアライナーを装着してくれていますので、順調に進んでいます。

もう少しなので一緒に頑張りましょう

 

【↑インビザラインでの治療計画】

 

▼インビザラインってどれも同じ？

一口にインビザライン矯正といっても、医院によって全く別物とお考え下さい。

なぜなら、インビザライン社が治療計画をたてるのではなく、歯科医師がたてた治療計画に基づいて、インビザライン社がアライナーを製造するだけなのです。

ワイヤー矯正は、歯科医師が患者さん毎にワイヤーを調整しますので、治療結果は歯科医師の診断、治療計画、技術に左右されます。

実は、インビザラインも全く同じで、治療計画の立て方によって治療期間、結果が大きく異なってくるのです。

 

▼マウスピース矯正はちゃんと治らない？

アライナーを用いた矯正治療は従来のワイヤー矯正に比べてメリット、デメリットがあります。

アライナーは歯を押し込んだり、歯のアーチを広げたりするのは得意です。

しかし、重度のガタガタや骨格がずれている歯並びは不得意なことがあります。

アライナーだけで歯並びが治療できれば、問題はありません。

しかし、アライナーだけでは改善できないこともあり、ワイヤー矯正でリカバリーが必要なこともあります。

 

▼マウスピース矯正のセカンドオピニオン

マウスピース矯正をお考えの方は、最終的なゴール、治療期間、ワイヤー矯正でのリカバリーなども含めて検討してみてください。矯正治療はうまく噛めないなどの機能的な改善と、より良い見た目になりたいという美容目的があります。機能と美容のバランスを考慮しながら、患者さん毎に治療計画を立てる必要があるので、ゴールが一つではなく色々と悩むことも多いかと思います。ご自身の生涯の健康を考えた上で治療を受けられるよう願っています。

 

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