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親子で受け口の矯正治療

抜かない、外科手術なしの矯正

受け口は遺伝するのか?

答えはイエスでもありノーでもあります。

僕は遺伝や人類学を専門に研究しているわけではないので、あくまで個人的な意見です。

今日、広島から治療に来られた親子(母親と娘娘)は二人とも受け口。インターネットで当院を知り、外科手術をしない受け口の矯正治療を親子で受けています。ちなみに、父親は標準的な骨格。

他にも親子(父親と息子)で受け口の治療をしていますが、両親ともに受け口。しかし、治療を受けている子の兄は標準的な骨格。

確かに両親から遺伝子を受け継いでいるので、遺伝的な要素は必ずあります。

しかし、動物は遺伝子で決まっていることだけでなく、産まれたあとの環境によって大きく変わることもわかっています。

ある研究によると性格も遺伝子で決まるとのこと。セロトニンという脳内の物質を運搬する遺伝子の違いにより、物事を楽観的に捉えるか悲観的に捉えるかがある程度決まるそうです。

しかし、もともと遺伝的にそういった特徴があっても、生後の環境によって、もともとの性格が良い方にも悪い方にも変わってしまうとのこと。

 

受け口=遺伝

だけではないと感じます。

 

受け口が持つ骨格の特徴をきちんと理解し、受け口が定着しないよう治療できればと考えています。