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奥歯を削ったら開咬になった。

抜かない、外科手術なしの矯正

開咬は奥歯を削っても改善しない!

開咬(かいこう)は奥歯しか噛みあっていないかみ合わせ。
開咬のことをオープンバイトとも言います。
奥歯しか噛みあっていないので、奥歯の高さが高い状態。
奥歯を削ると前歯で噛めるようになると思うかもしれませんが、
奥歯を削れば削るほど開咬になることがあります。
 

奥歯を削って開咬になった

本日、他医院からの紹介でかみあわせの相談で来院された50代の患者さん。
30代のうちは前歯で噛めていたとのこと。
奥歯の治療を繰り返すうちにどんどん前歯で噛めなくなったとのこと。
ご紹介いただいた先生は何とか奥歯のかみ合わせを治そうと仮歯の調整を繰り返していましたが、限界を感じたようで当院にご紹介いただきました。
 

開咬で顎の関節が変形することも

大人になってから開咬になる方の中には顎関節が骨吸収をおこしている場合があります。
つまり、かみ合わせによって顎関節に負担がかかり、重度の顎関節症になっている状態。
高齢の方が膝に負担がかかり、膝の関節が変形しているのと同じ状態。
開咬は奥歯でしか噛んでいないので、顎の周りの筋肉に負担がかかり、結果として顎の関節にも負担がかかるのです。
 
開咬でお悩みの方。奥歯を削る前にまずは一度ご相談ください。
 
 

開咬について詳しく知りたい方はこちら

https://sdo.ne.jp/orthodonticcases/5755.html