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日本小児口腔発達歯科学会(NPD)に参加して来ました。

学会・セミナー活動について

こんにちは。院長の白数正義です。
2/10(土)東京で開催された日本小児口腔発達学会(NPD)設立記念講演会に参加してきました。前日の2/9(金)最終便20:00発の飛行機で東京へ移動する予定でしたが、朝から東京は雪。午前中の飛行機は欠航。自分の便が欠航にならないかヒヤヒヤしながらANAの運行情報を何度も確認。新幹線への変更も考えましたが、夕方近くになっても欠航の案内はでず、無事運航。予定通り参加することができました。
 
▼不正咬合の予防について学ぶ
参加した感想ですが、本当に素晴らしい学会が設立されたと感じました。30年前は子供のお口の中には虫歯がたくさんありました。ひたすら虫歯の治療に追われていた時代はすぎさり、今では虫歯がある子はほとんどいません。そのかわり、子供の不正咬合がとても目立つようになりました。不正咬合を治療するためには、不正咬合とは何かがわからなければ対処できません。今回、不正咬合をいかに予防するかを学べる唯一の学会が立ち上がりました。
 
▼なんで歯並びが悪くなるの?
歯並びの悪さは単なるお口のなかの問題だけではありません。全身の健康と繋がっていることがわかっています。口呼吸、いびき、鼻詰まり、睡眠時無呼吸症候群、おねしょ、滑舌が悪い、口臭、姿勢の悪さ、食事の仕方など全て歯並びの悪さに関係しています。
 
▼こどもの健やかな発達を目指して
歯並びを治すことが歯科として大きな役割です。しかし、ただ歯並びだけを治す時代は終わりました。歯並びだけが一見よくなっても、お口と関連した健康の問題は解決していないのです。全身の健康を考えた、正しい噛み合わせに整えることが、子供の健やかな発達につながります。こども健康は未来の宝物です。こども健康を支援するために、これからも学び続けます。
 
 
学会が終わった翌日、真理先生と皇居ランに。1周5キロをゆっくりと走りました。
丸の内の高層ビル、大使館、国会議事堂など様々な景色を楽しみながら走れるとっても楽しいコースでした。
 
月末のマラソン大会に向けていい練習になりました。