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はじめてのかたはぜひお読みください

矯正治療の目的とは?

矯正治療には、「見た目が美しくなること」と「かみ合わせがよくなること」の2つの目的があります。

見た目が美しくなること(審美性の回復)

見た目に関するお悩みやご要望を丁寧にお聞きし、骨格や歯の形などを考え、可能な限り満足していただけるような歯並びになるよう矯正治療を行っています。 

かみ合わせがよくなること(健康・機能性の回復)

こちらに関してはいかがでしょうか?実は外から見える「前歯の見た目」が良くなっていれば、「かみ合わせが良くなった」とは限らないのです。

良いかみ合わせとは?

「歯並びが良い」とはガタガタがなく、出っ歯や受け口でもなく、笑った時にきらりと白い歯が見えるような歯並びを想像すると思います。矯正治療もそのような見た目の改善のために治療法が発展してきました。
また骨格的にずれが大きな場合は外科手術などで、見た目の改善も行ってきました。

しかし、見た目の改善のために行った矯正治療のあと、うまく噛めない、顎関節症になったなどの症状を訴える方が出てくるようになりました。
見た目では満足していても、お口の機能的な問題を抱える方が少なからずいらっしゃるのです。

良いかみ合わせとは「一生自分の歯で噛める」かみ合わせだと考えています。そのためには一本でも歯を残し、顎関節症などの症状もなく快適に過ごすことができるかみ合わせが理想だと考えています。

平均寿命が男女ともに80歳を超えている現在、いかに歯を失うリスクを下げ、生活の質QOL(Quality of Life)」を向上させることができるようなかみあわせが「良いかみ合わせ」ではないでしょうか。

「良いかみ合わせ」の先に「美しさ」がある

当院ではまず機能的な問題点の改善を行うようにしています。
お口は食事をする、しゃべる、呼吸をする、など非常に多くの機能を司っています。矯正治療をするということは、あなたのお口の機能を大きく変えながら治療を行います。

患者さんの生涯にわたる歯を失うリスクを可能な限り下げ、機能的に不具合のない「良いかみ合わせ」作ることで、自然な美しさが得られると考えています。

矯正治療は美容?医療?

見た目を改善し、患者様が満足していただける美しさを提供することが矯正治療の大きな役割であることに変わりありません。
しかし、「美容」という観点が大きくなり、見た目を優先するあまり、患者様の機能を損なってしまうようなことがあってならないと思います。

社会性を獲得した人間は他者に対する見た目をより重視するようになっています。
しかし、お口の機能は見た目以上に生きていく上で非常に大切な機能をたくさんもった器官です。そういった意味で、矯正治療はまずは「健康」のための「医療」でなくてはならないと考えています。

機能的な問題を解決したうえで、見た目もさらに追及できれば矯正治療の役割も飛躍的に向上していくのではないでしょうか。
矯正治療で多くの方が健康的でかつ見た目にも自信が持て、一生自分のお口で食事ができ快適な生活を送ることができるようサポートさせて頂ければと思っております。

小臼歯の抜歯をしない矯正治療 なぜ小臼歯を抜歯せずに治せるのか?

なぜ小臼歯を抜歯せずにガタガタが治るのか?

八重歯は「顎の骨が小さく歯が並びきらない」と考えられています。顎の骨が小さいのなら、歯が並ぶ隙間がありませんので、八重歯(3番)の後ろの歯である小臼歯(4番)の歯を抜歯して、歯が並ぶスペースを確保し、3番を歯列の中に取り入れる治療方法が考えられます。


【4番を便宜的に抜歯して、その位置に3番を並べるイメージ】

しかし、実際には下の図のように小臼歯(4番)を抜歯せずに、犬歯(3番)を歯列に取り込むことが可能なのです。

「顎の骨が小さく歯が並びきれない」のになぜ歯がきちんと並んでしまうのでしょう?

現在、八重歯になる原因は「顎の骨が小さくて歯が並びきれない」だけでなく、下顎の位置関係、歯の傾きなど様々な要因があることがわかっています。

そういった様々な要因を取り除くことで、従来、小臼歯(4番、5番)を抜歯しなければ治療できない症例でも、非抜歯で治療可能となってきているのです。

小臼歯(4番、5番)は「かみ合わせの安定」に最も大切な歯

八重歯を治療し、前歯をきれいに並べるために、小臼歯(4番、5番)を抜かなくてはなりませんでした。

しかし、すべての患者さんではありませんが、小臼歯を抜歯して治療した後、かみ合わせがうまくいかない、顎関節症になったなどの問題がみられるようになりました。

一生自分の歯で食事ができるという機能的な観点から考えると、小臼歯はかみ合わせの長期的な安定に欠かせない歯であることがわかってきました。

抜歯するのか?しないのか?

小臼歯を抜歯すること自体がよくないのではありません。小臼歯を抜歯しても、機能的に問題がなく快適に生活することができるなら、小臼歯を抜歯したほうが良い場合もあるかもしれません。

しかし、一度小臼歯を抜歯して機能的な問題が起こった場合、二度と後には戻れないという大きなリスクがあります。

第一選択として小臼歯を抜歯しない

当院ではまず機能的に良い咬み合わせになるよう精密に検査をおこない、治療方針を立てています。機能的に小臼歯は非常に大切な歯であることから、最大限小臼歯を抜歯せずに治療できる治療方針を考えます。

また、下顎の位置関係、歯の傾きなどの原因を新素材ゴムメタルワイヤーで治療を行うことでほとんどの症例で小臼歯を抜歯しなくても治療可能になってきています。

出来るなら外科手術したくない 外科手術なしで治療可能な方法とは

一番気になるのは「外科手術」

受け口を治したいという患者さんが一番気にされるのは「外科手術をしなければ改善できない」という言葉ではないでしょうか。確かに重度の受け口になると外科手術を行わなければ、正常なかみ合わせにすることが難しい場合があります。

しかし、顎変形症の手術を受けるため入院が必要で、術後の後遺症が起こる可能性もあり、患者さんへの負担が少なくありません。また、どの程度の受け口であれば外科手術が必要なのかといった診断基準が担当医によって違ってくることもあります。

本当に「外科手術」が必要?

当院では、下顎を適切な位置に誘導する治療法を用いることによって、従来外科手術をしなければ治らないといわれた症例でも外科手術なしで治療できるようになりました。

外科手術を行わないと骨格自体の形を改善することができませんが、きちんと噛めるという目的は外科手術なしでも達成できることが多いのが事実です。
すべての症例が外科手術なしで治療できるわけではありませんが、外科手術なしで治療できる選択肢もあることを知っていただければと思っております。

なぜ外科手術なしで受け口が治療できるのか?

受け口になる原因は単に下顎が水平的に前に出ているだけではないことが分かってきました。

実は下顎の垂直的な成長が大きくかかわっています。

従来、受け口の原因や治療法は「水平的なアプローチ」で行われていましたが、「垂直的なアプローチ」を用いることで、従来外科手術が必要だと言われた症例でも、外科手術なしで治療できるようになりました。

  1. 水平的なアプローチ

    一般的には、上顎よりも下顎が大きいことで受け口になると考えられています。
    上顎と下顎の関係を水平的に改善しようとすると

    ①下顎の中間の歯を抜いて前歯を後ろに下げる

    ②下顎自体を手術で短くするなどの方法で正常な前歯の関係にするという治療法があります。

    水平的な治療イメージでは、受け口を改善するために外科手術や小臼歯(前から4番目、5番目の歯)の抜歯をしなければ、受け口を改善することが難しいのが現状です。

  2. 垂直的なアプローチ

    受け口の方の中には下顎の高さが低くなっている方がいます。
    このような受け口の方の治療法として、下顎の高さを回復してあげることで受け口を治療する垂直的なアプローチがあります。

    図のように下顎の垂直的なコントロールをすることで、今までは外科手術をしなければいけない症例でも、矯正のみで治療が可能になってきました。

顎機能検査、CT検査まで行います。 なぜ矯正治療に顎機能やCTが必要なのか?

矯正治療は歯と顎の位置関係を変えることで治療を行います。その歯と顎の位置関係はお顔全体のバランスにも大きな影響を与えることが分かっています。

見た目の改善のために歯の位置関係を変えるということが、実は全身のバランスに大きな影響を与えているのです。当院ではお口全体を詳細に調べた上で治療計画を立てています。

 

矯正治療で顎の位置のずれを治療します。 顎の位置のずれとは?

顎関節症(がくかんせつしょう)とは?

お口をあけると顎が痛いカクカク音がする、お口を大きく開けることができないなどの症状が一つ以上ある場合、「顎関節症」と呼んでいます。

顎関節症の治療法

顎関節症の治療法としては、開口訓練(お口を開ける練習)、咬合調整(かみ合わせの強い歯を削る)、スプリント療法(顎のずれを修正するマウスピースみたいなもの)などがあります。

基本的には、いきなり「歯を削る」などの後に戻れない処置ではなく、開口訓練や、スプリント療法などから行うのが良いと思います。

しかし、スプリントの長期使用には注意が必要です。

スプリントを使うことで顎関節症自体の症状はよくなるかもしれませんが、長期使用するとかみ合わせが大きく変わってしまい、きちんと噛めなくなってしまう方もいらっしゃいます。

症状が落ち着いたらスプリントの使用を中止した方がよいかもしれません。

スプリント長期使用で開咬になった症例

「顎の位置のずれ」を計測する。

顎関節症は「顎の位置がずれる」ことにより発症すると考えています。
「そのためには顎が正常な位置からどのくらいずれているのか?」を計測する必要があります。

当院では顎の位置のずれを正確に計測するために、オーストリア咬合学の創始者であり、元ウィーン大学歯学部学長ルドルフ・スラビチェック先生が考案したキャディアックス(CADIAX)という計測器を用いて顎の位置のずれを解析しています。

客観的データに基づいたスプリント療法

当院では顎関節治療を受けるすべての患者さんにキャディアックス検査を実施し、精密なデータをもとに、顎の位置関係を3次元的に修正するスプリントを作製しています。
スプリント作成後、顎関節症が改善されたかどうかを、キャディアックスで客観的に評価しています。
常に客観的なデータに基づいて顎関節治療を進めることで、より正確な治療を行えるよう心がけています。

スプリント療法を受けているがなかなか症状が改善されない方は、ぜひ一度顎の動きをきちんと計測されることお勧めします。




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