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お口の状態を精密に分析し、治療方針･治療計画を立てるための重要な検査です。
どの検査も矯正治療のために欠かせない検査です。

①お顔、お口の中の写真

【お顔の写真】

顔の対称性やバランスを評価します。

【お口の写真】

かみ合わせの状態の記録します。治療ごとにお口の写真を撮り、記録として残します。

②レントゲン写真撮影

【CT】

顎骨の中の歯の位置を3次元的に把握することで歯を移動させる方向や移動量のシミュレーションに用います。

【セファロ】

骨格の状態をしらべる矯正治療では欠かせないレントゲン写真です。

③歯の模型

上下の歯型をとります。

咬合器（顎の動きを再現する器械）に歯の模型を取り付け、治療ゴールのシミュレーションを行います。

④歯ぎしり検査

夜間の歯ぎしりを調べる検査です。

夜間の歯ぎしりを調べることで、現在のかみ合わせの悪いところや顎関節症のリスクなどを判断します。

⑤CADIAX（キャディアックス）検査

CADIAX（キャディアックス）は元ウィーン大学学長ルドルフスラビチェック先生が考案した顎の動きを詳細に調べる機械です。

矯正治療はかみ合わせを大きく変えるので、顎の動きにも影響が少なくありません。

矯正治療後に顎関節症がひどくなった方や、矯正治療中に顎関節症を発症した方もいらっしゃいます。

顎の動きを調べておくことで、顎関節症のリスクを判定するとともに、矯正治療後も顎の動きに影響がないような咬み合わせを作るよう治療計画を立てていきます。