当院ビル会議室にてタイポドント実習を行いました。
タイポドントとは矯正治療における歯の動きを理解するための教育用模型のこと。
金属の歯、ロウでできた歯茎から構成されています。
お湯に模型をつけると、ロウが柔らかくなります。
ロウが柔らかくなると歯が動くようになり、
調整したワイヤーに沿って歯が動く様子が観察できます。
実際の治療手順に沿って、少しずつワイヤーを調整することで、歯の動きを理解できる実習です。
ゴムメタルを用いた外科手術をしない、小臼歯の抜歯をしない矯正治療を理解し、実践していただくのに非常に有用な実習だと感じています。
次回は来年の2,3月に企画しています。
実際にお湯につけたときの歯の動きをご覧ください
(非常にわずかな動きなので少々わかりずらいです。
矢印当たりの上下の奥歯がゆっくりと離れていくのをご覧ください)