矯正治療において、お口の中の写真を毎回撮影することは、治療を成功に導くための最低条件と考えています。
当院ではいつも同じ角度、同じ倍率で10枚撮影しています。
わずか数分の作業ですが、すべての患者さんを撮影しますので、それなりの時間がかかります。
しかし、そのわずかな時間が治療結果に大きく影響すると考えています。
撮影した写真を定期的に観察し、治療の方向性に問題がないかをチェックしています。
矯正治療は患者さんが来院されてワイヤーを交換、調整するだけではありません。
記録を見ながら治療の方向性を確認する時間が欠かせないのです。
「すべての経過を記録に残す」
大切な言葉です。