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顎の横ずれと伴う受け口 10代女性

抜かない、外科手術なしの矯正
受け口を外科手術なしで治したいとのことで矯正治療を開始した10代女性。
小さい頃から通っていた歯科医院で受け口を指摘されましたが、成長が止まるまで経過観察して、その後外科手術が必要と言われたそうです。
【治療前】
上下の真ん中が一致していません。
 
【7カ月経過】
当院にてギアシステムにて治療を開始して7カ月が経過しました。
顎の位置を修正することで、だいぶ真ん中が一致してきました。
顎の位置の修正に加えて、左上の前歯を右側に移動させることでより上下の真ん中が一致するように調整を行っていきます。
 
 
▼顎変形症
一般的に、顎の横ずれ(上下の歯の真ん中がずれている)を伴う受け口の場合、下顎の大きさの左右差があり、外科手術しないと上下の真ん中が一致しないと言われることがあります。
しかし、上下の真ん中の不一致は顎の骨の左右差だけではありません。左右の奥歯の高さの違いによっても顎がずれることがあります。左右の奥歯の高さを整える事で、顎の位置が変わり上下の真ん中が合ってきます。
外科手術をしないので見た目は大きく変わりませんが、きちんと噛めるという目的は達成することができます。外科手術をしないという選択肢を知っていただければと思います。
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