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ガタガタを治したい。できる限り自分の歯を抜かずに治療したい。20代女性。

抜かない、外科手術なしの矯正
ガタガタを治したいとのことで矯正治療をした20代女性
 
【治療前】
 
できる限りご自身の歯を残したいとのことで、親知らずの抜歯のみで治療を行いました。
治療期間1年10ヶ月
 
顎間ゴムなどの協力もあり、スムーズに治療をすすめることができました。
これからは保定に入りますので、保定装置を頑張って装着して下さいね
 
▼なぜ歯を抜くの?
 ガタガタの歯並びは顎の骨に対して歯が並ぶスペースが不足していることによって起こります。歯並びを改善する場合、スペースを確保のために必ず抜歯が必要になります。ではどこの歯を抜くのが一番良いのでしょうか?
 
▼抜歯矯正と非抜歯矯正
矯正治療では小臼歯を抜歯して治療をすることを、一般的には「抜歯矯正」と呼んでいます。親知らずを抜歯しても、小臼歯を抜歯しなければ「非抜歯矯正」と呼ばれます。
 
▼抜歯するなら小臼歯?親知らず?
 歯並びが悪くなる原因は奥歯のかみわせの悪さにあります。奥歯のかみわせに影響を与えているが親知らず。つまりガタガタを治すには親知らずの抜歯が第一優先と考えています。親知らずの抜歯を行えば、ほとんどの症例でガタガタを解消することができます。
 
▼小臼歯の抜歯は必要?
ガタガタが重度の場合には親知らずに加えて小臼歯(前から4番目)も追加で抜歯することもあります。小臼歯を抜歯するかどうかは、歯が並ぶスペースだけでなく、お顔全体の骨格や奥歯のバランスなどを総合的に診断して決定します。口元の突出感をより改善したいという美容整形目的の強い方は、小臼歯の抜歯が追加で必要になるかもしれません。
 
▼非抜歯治療は見た目が悪くなる?
ガタガタの歯並びを非抜歯でなおすと、口元が飛び出る「口ゴボ」やゴリラみたいな口元になるのでやめた方が良いという意見があります。しかし、奥歯のかみ合わせをきちんと治すことで、治療前より口ものとが飛び出るということはありません。
 
【治療前】
【治療後】
 
▼矯正治療は健康のため?、美容のため?
矯正治療の目的はきちんとしたかみ合わせと見た目の良さのバランスです。どちらを優先するかは患者さん個人個人の価値観によって異なります。噛み合わせ全体のバランスを変える矯正治療は、期間も費用も掛かる治療です。ご自身のライフスタイルと価値観に合わせた治療法に巡り合えることを願っています。
 
【矯正治療(自由診療)について】

■成人期基本治療費:99万(税込)
※別途、精密検査費用、審美装置、アライナー装置加算、管理料が必要です。
■矯正治療に伴うリスク
顎間ゴムなどの協力が必要です。 歯の移動に伴う痛みがあります。治療中虫歯、歯周病のリスクが高くなります。歯の移動に伴う歯肉退縮や歯根吸収が起こる事があります。
 
※【矯正相談受付中】※

●できる限り抜歯せずに治療したい方
●外科手術をしなければ治らないとあきらめていた方
ぜひ一度白数デンタルオフィス・矯正歯科(岡山市北区)にご相談ください。
 
■ギアシステム: 新素材ゴムメタルを用いた当院初の治療法 
https://sdo.ne.jp/orthodontic/flow/kind
■透明で目立ちにくいマウスピース矯正
https://sdo.ne.jp/orthodontic/mouthpiece
の選択が可能です。
 
他医院で難しいと言われた難症例、セカンドオピニオンをご希望の方も遠慮なくご相談ください。
 
白数デンタルオフィス・矯正歯科(岡山市北区)
 
 
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