「八重歯を抜かずに矯正治療できますか?」
とのことで相談に来られた20代女性
飛び出た右上の八重歯がずっと気になっていました。
「八重歯が唇にあたって口内炎ができやすいんです」とのこと。
歯並びを治したいとの思いで矯正歯科に相談にいったところ、親知らず+小臼歯の8本の抜歯が必要と言われて躊躇したとのことです。
八重歯の矯正治療の場合、顎の骨に対して歯が生えるスペースがないので、小臼歯(まれに犬歯)を抜歯して治療する方法があります。
しかし、患者さんはできる限り歯を抜かずに治療したいとのことでした。
ここで問題は、なぜ八重歯になってしまったのか?
じつは、八重歯になる原因は単なるスペース不足だけではなく、奥歯のかみ合わせ(親知らず)が関係していることが分かっています。つまり原因となる親知らずの抜歯のみで、現在では多くの症例が治療可能になってきています。
親知らずの抜歯を行いギアシステムにて治療をしました。
【治療後】
治療後1年経過しましたが、後戻りもなくかみ合わせが安定しています。
抜歯か非抜歯かの判断には
①歯科医師の診断+治療方法
②患者さんの審美的な欲求
のバランスが大切です。
抜歯、非抜歯のメリットをよく考えた上で最善の治療を受けられることを願っています。
【矯正治療(自由診療)について】
■成人期基本治療費:99万(税込)
※別途、精密検査費用、審美装置、管理料が必要です。
■矯正治療に伴うリスク
顎間ゴムなどの協力が必要です。 歯の移動に伴う痛みがあります。治療中虫歯、歯周病のリスクが高くなります。歯の移動に伴う歯肉退縮や歯根吸収が起こる事があります。
※【矯正相談受付中】※
●できる限り抜歯せずに治療したい方
●外科手術をしなければ治らないとあきらめていた方
ぜひ一度白数デンタルオフィス・矯正歯科(岡山市北区)にご相談ください。
■ギアシステム: 新素材ゴムメタルを用いた当院初の治療法
■透明で目立ちにくいマウスピース矯正
の選択が可能です。
他医院で難しいと言われた難症例、セカンドオピニオンをご希望の方も遠慮なくご相談ください。