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「岡山県民の歯と口の健康づくり条例」第2弾

ドクターのつぶやき

「岡山県民の歯と口の健康づくり条例」第2弾です。

前回の母子期に続き、今回は学齢期です。

‘歯がつくるこころの元気 からだの元気’をスローガンに

「12歳児(中学1年)の一人平均むし歯経験歯数を1本以下にする」

が岡山県の目標です。

 

「むし歯経験歯数」を1本以下とはかなり高い目標のようですが

H4→4本

H14→2本

H22→1・1本

 

といった現状で着々とむし歯経験のない子供が育ってきています。

 

なかでも守ってあげたいのが六歳臼歯です。早い時期に生える永久歯で

咬合力が一番強くかみ合わせでもキーになる歯です。

 

そこでシーラント(予防充填)でむし歯予防をしていきます。

 

染め出しをするとかみ合わせの複雑な溝に汚れが残っている事の多い六歳臼歯です。

 

そこからむし歯が進行していきます。

 

そこで歯の溝をふさぐ事でむし歯になることを防ぐことができます。

 

80歳で20本以上自分の歯を持っている人の中で六歳臼歯が残っている人の割合は79.9%と高い数字です。ずっと自分の歯で食べる楽しみを保つ為に、六歳臼歯を守りましょう。

                  歯科衛生士(ホワイトニングコーディネーター)  池田

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