Hugジュニ1・2月号に「受験生の虫歯予防」を題材にコラムを書かせて頂きました。
小学校高学年のお子様をもつ親御さんに共通するお悩みが
「うちの子、歯磨きちゃんとできてる?虫歯になってない?」だと思います。
高学年ともなると、めんどくさがって口の中を見せてくれなくなる子もいますよね。
険悪なムードになるとわかっていながら「歯磨きしなさい」が口癖になっていませんか?
子供にうざがられることなく、こっそり虫歯予防できたらいいですね。
今回の記事は、そのヒントが書いてあります。
以下、Hugジュニ掲載内容を載せてます。
参考にしてみてください。
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「うちの子歯みがきが適当で、虫歯ができてないか心配で…。起きている時間が長くなってきて、夜遅くまで食べたり、寝る時間も不規則で、いつ歯磨きしているのやら…。」
受験勉強が本格的に始まる高学年の子供をもつ親御さんからよく聞かれるご相談です。
器用になってきたとはいえ、磨き残しなく歯を磨くのはまだ難しい年代。
だけど、細かく言うとそっぽをむいちゃうお年頃。
そんな子供たちの歯を、嫌がられずにどうやってむし歯から守るか悩みますよね。
まずはむし歯ができる原因を知りましょう。
★むし歯ができる原因は3つ。
①食べかす(細菌のかたまり)
②歯が溶けやすい環境(糖分・食事の習慣)
③歯を守るチカラ(歯質・だ液)
この3つが重なる時間が長いと虫歯ができやすい状態になります。
虫歯の原因は歯みがきだけではないのです。
前述の3つが重なる時間を減らすことで虫歯を予防しましょう。
①むし歯菌は砂糖が大好物。間食はできる限り砂糖の少ないものを選びましょう。
例えば、せんべい、おにぎり、うどん、フルーツなど。
ちょっと口さみしい時には、キシリトールガムがおすすめです。ガムは集中力も高めてくれます。
飲み物は炭酸飲料、甘いだけのジュースではなく、フルーツ100%のジュースやお茶にしましょう。
磨き残しが多いのは、歯ブラシが原因のことも。
ジュニア用のヘッド小さめ、柔らかい毛先の歯ブラシを使いましょう。
②飲食するたびにお口の中は酸性に傾いて歯が溶けやすい状態になります。
勉強中はジュースやお菓子を近くに置かず、ダラダラ食べを防ぎましょう。
③歯の回復力を助けるために歯磨き粉はフッ素入りのものを選びましょう。
虫歯は生活習慣病です。受験生に限らず家族全員で虫歯を予防できる生活習慣を選んでいけるといいですね。
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いかがでしたか?
親御さんがこっそりできるわが子の虫歯予防。
きっとご家族皆さんのお口の健康にもつながりますよ!