当院では患者様に用いる器具を医療用洗浄機で洗浄しています。
機械はドイツ ミーレ(Miele)社のものです。
ミーレ社はドイツでもシェアNo.1の家電メーカーで
「嫁入り道具にはミーレの家電」というくらい信頼と実績のある会社です。
ミーレ社の医療用洗浄機の特徴は
「内視鏡などの管の内部まで洗浄できる」というところです。
洗浄工程も、たんぱく質が凝固しないように徹底的な温度管理がなされています。
昨日、ミーレ社のパンフレットに医療用洗浄機を導入している医院の
日本代表として当院が紹介されました。
通常、患者様に使用した器具は、専用の薬液などで消毒した後、手洗いしています。
その後、オートクレーブなどの滅菌器で完全に滅菌すると言うのが一般的です。
しかし、ミーレのジェットウォッシャーを使う理由は、
「手洗いよりも器具がきれいになる」 だけではなく
「器具を洗う医療従事者を感染から守る」という意味の方がおおきいのです。
欧米では患者様への感染対策はもちろん医療従事者の感染対策も考えられており、
こういった医療用洗浄器がほとんどの医療機関で使われています。
日本でもこれからどんどん普及してくるのではないでしょうか。