白数デンタルオフィスではCTを導入しています。
インプラント手術の際は、CTを撮影し、3次元的に骨量を確認してから
インプラント体の埋入位置を決定することが基本となっています。
しかし、CTのすばらしさはこれだけではありません。
当院では、顎機能総合検査の際に、顎関節のCTを撮影します。
これは30代男性の顎関節の写真です。
標準的なラグビーボールのような形態をしています。
しかし、中には、とても変形している顎関節もあります。
この方は、59歳の女性です。
奥歯がなく、あごが痛くて開かない状態でした。
CT画像では、右側の関節頭だけがが半分以上磨り減っている状態でした。
それにしても、なぜこんなにも顎関節が磨り減ってしまうのでしょうか?
次回はその原因について考えていきたいと思います。