6月6日(日)、大阪で開催された『ITI コンセンサスミーティング』に参加しました。
ITIコンセンサス会議は、インプラント歯学における議論の余地が残されたトレンドに対し、
現存する知識の体系的、批判的評価を行うため5年に一度のペースで開催されています。
第4回目となる今回はドイツのシュトゥットガルトで開催されました。
会議では4つのテーマでグループごとに最新の文献レビューを背景とし議論をすすめ、
さらに各グループはいくつかの各論を選択し、それに関して吟味を行っています。
インプラント治療は、近年、急速に発展してきました。
そして、かなり予知性の高い治療となり、患者さんのニーズにそえる治療となりました。
しかし、発展するにつれて、様々な考え方や治療方法が出現し、また、術者の経験による
ものも多くあるように感じます。
その中で、改めて過去を振り返り、最先端のエビデンスを集結していくことにより、
今後のインプラント歯学にとって重要な指標となり、
ひいては患者さんに大きな福音をもたらすことになると思います。
白数デンタルオフィス 白数 信明