2013年9月15,16日
「健全な歯列の育成をめざして- 開業医による適切な介入とは?」
が大阪で開催されました。
台風18号が近づく中、50名近くの先生に参加して頂き感謝申し上げます。
今回のセミナーでは、小児期の矯正治療についてお伝えしました。
当院での子供の矯正治療には、乳歯に被せ物をつけることで
顎の成長を適切に促す治療を行っています。
矯正治療は単に前歯の見た目を治す治療ではないと考えています。
なぜ、前歯がガタガタになるのか?
なぜ、受け口や出っ歯になるのか?
これらは単に歯や歯を支えている骨だけの問題ではなく
上下顎全体、そして頭全体の成長が関係しています。
歯がガタガタしている場合、
「顎が小さいので、顎を横に広げる装置で治しましょう」
という治療法を良く耳にします。
しかし、歯のガタガタは
「顎に対して歯が大きいから、歯が並ばない」
ということだけが問題なのでしょうか?
当院では「歯がガタガタになる本当の原因」にアプローチすることで
前歯の見た目がきれいになることに加え、顎全体の成長を促すことで、
お子様のすてきな顔立ちをつくることができると考えています。
お子様がお口の中の問題で将来的に困ることが、少しでも無いような「かみ合わせ」を
できる限り負担の無い方法で実現できれば思っています。