矯正治療を受けた後から、お口を開けると顎が痛くて、どこで噛んだらよいかわからないとのことで来院された30代女性
20代のころにガタガタを直すために小臼歯と親知らずの8本を抜歯して矯正治療を受けました。一度目の矯正治療ではうまくいかず、2度目の矯正治療で何とか見た目は改善。しかしそれ以来口を開けると顎が痛くて困っているそうです。
ガタガタはなくきれいに並んでいるように見えますが、かみわせが深く下顎が後ろに押し込まれている状態です。
キャディアックスという器械で顎の動きを計測し、顎の動きを再現する咬合器に模型を装着し、正しい顎の位置を求めました。
スプリントという顎の位置を修正するマウスピースを装着し、症状の改善を図ります。
↑ スプリント装着:下顎の奥歯に装着してる透明な装置
現在2ヶ月装着して頂いてますが、徐々に改善してきています。
今後は、矯正治療で現在の顎の位置で噛めるようかみ合わせを改善する予定です。