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治療例

受け口ガタガタ非抜歯矯正

歯並びが気になる

7歳 女の子 / 治療期間:1年11カ月

オーバーレイ装置2×4(ワイヤー)装置

保定装置(リテーナー)使用

乳歯の頃から受け口だった患者様です。4歳時に相談に来られました。

4歳当時。乳歯が生えそろっていて、受け口の状態です。

大人の歯に生え変わるタイミングで正常なかみ合わせになることがあるので、虫歯予防と噛み合わせチェックを定期的に行いながら、生え変わりを待つことにしました。

3年経過し大人の歯に生え変わっても受け口は戻らなかったので、治療を開始しました。

治療開始時、前歯の反対咬合と下の歯のガタガタがみられます。

受け口の場合、骨格性のものと上下の歯の関係性のものとにタイプが分かれます。

いずれのタイプでも、下の歯の高さが不足しています。

患者様の骨格に適正なかみ合わせの高さになるようにオーバーレイ装置を使って補正します。

その後、2×4(ワイヤー)装置で永久歯がしっかり生えるだけのスペースを確保し、前歯のガタガタをきれいにします。

装置除去後、保定装置を使い、3カ月間隔のチェックののち、半年間隔のチェックを継続。

※beforeは治療開始時。afterは治療終了時から4年経過の写真です。

大人の歯が生えそろい、受け口が戻ることなくしっかり嚙んでいます。

骨格的な受け口の場合、成長期が止まるまでに後戻りする可能性があります。

しかし、こどもの治療をした後ではあごの成長が補填されていて、あごのずれも軽度なので、2期治療をする場合もスムーズです。

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