歯石を取り除き、歯を一時的に固定してブラッシング、薬の投与で治すようにします。
最初に悪くなった歯肉を切り取ってしまうこともあります。
ただし、炎症がおさまっても、このころは歯を支えている歯槽骨というところが溶けだしていますので、ぐらつきが残ってしまうことがあります。
そのような場合は、最終的な支えを取り付けて歯を固定します。
親知らずとは永久歯の第三臼歯のことで、上下左右で合計4本あります。
親知らずの多くは、真っすぐではなく斜めに生えていたり、歯ぐきの中に潜ったままになっています。
そのような場合には、むし歯になったり、炎症を起こしやすくなります。また、異常な生え方のため、噛み合わせが悪かったりしてほかの歯や顎関節に負担をかけているときがあります。
親知らずが、むし歯・炎症・隣の歯への負担・隣の歯を治療しなければならなかったりするときは抜いた方がよいでしょう。