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サマースクール@ ウィーン (VieSID Summer School@Wien)

学会・セミナー活動について

7月20日~25日までオーストリア、ウィーンで開催されていたサマースクールに今年も参加してきました。

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サマースクールはルドルフ・スラビチェック先生と佐藤貞雄先生のコースを受講された先生が中心になって始まったようです。今年は世界23か国から100人を超える参加者が集まっていました。世界中でスラビチェック先生、佐藤貞雄先生の考えを実践している先生方の発表を聞ける濃密な5日間です。

今年は日本からも20人以上参加していて、例年以上に盛り上がっていました。

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僕自身は今年も発表の機会を与えていただきました。

演題は「Morphological changes of the condyle according with Occlusal Treatment – CBCT analysis (咬合治療による顎関節の形態の変化 / CBCTでの分析)」

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難治性の顎関節症の場合、関節頭が変形してしまっていることが多いのです。

そのような患者さんにシークエンシャル咬合に基づいた診査、診断を行い、

矯正治療と補綴処置をおこなうことで、顎関節の動きもよくなるのですが、

実際に関節頭の形がどのように変化するのか?という内容です。

顎が痛くてお口を開けることができなかった患者さんの顎関節の形が、

よい状態に元に戻ることが確認できた症例をいくつか発表させていただきました。

咬合治療の新たな可能性について、ディスカッションできた非常によい機会でした。

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スラビチェック先生もお元気で何よりでした。

 

今年は少し時間があったので市内を観光しました。

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こちらはウィーン市内にある「フンデルトヴァッサー」さんがデザインしたアパート

かなり奇抜なデザインです。

建物の内部もデザインがすごいらしいのですが、実際に人が住んでいるので見学はできません。

どんな人が住んでるのでしょうか?

ウィーンの芸術にも少し触れることができました。

 

発表後のディスカッションタイムで、宿題をいただきました。

また、来年に向けて頑張りたいと思います。

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